出産記録ー4
2011年 12月 16日
少し間があいてしまったけど出産記録の続きです。
興味のある方だけどうぞ。
真夜中の2時、分娩室へ入ると陣痛を和らげるため、早速お風呂の準備をしてもらう。
お湯につかると気分的に少しはマシになるけど、でもやっぱり陣痛が襲ってくると湯船につかった仰向けの状態では本当にきつかった。
陣痛の合間、たぶん3分かそこら、あるいはもっと短かったと記憶しているけど、その間は睡魔に襲われる。
昨日からロクに寝ていないんだもの、眠くなってとーぜん。
でも気持ちよくうとうとしたところで突然陣痛の痛みでおこされる、まるで拷問のようなことが繰り返された。うとうと気が抜けはじめたときに襲われる陣痛は普通よりうんと痛い気がして、なるべく眠くならないようにがんばった。
1時間ほどするとミッドワイフから、そろそろお風呂から揚がりましょうかと言われフラフラになりながら分娩台へ移動。
子宮口を測るとついに7センチ!
7センチ、これが7センチ!!
私は早めに病院へ移動させてもらったけど、普通のオランダ人たちはこの時点で病院へ移動するのだ。
考えられない!
私なんてお風呂から分娩台のたったの10歩くらいでさえ死にそうにつらかったのに。
ただ単に私が弱っちーだけなのか、それともオランダ女性たちがとてつもなく頑丈にできているのか。
そこからは分娩台の上で陣痛と戦う。
もう陣痛と陣痛の合間はほとんどない、ずっと苦しみっぱなし。
あまりの痛さに思わす絶叫!!
叫びながら鉄っちの手を思いっきり握り締めることを何度繰り返したか・・。
後ろではミッドワイフとクラームゾルフのナースが、自分たちの出番はまだまだだから今のうちにくつろいでおきましょうとばかりにべちゃべちゃおしゃべりしているのが聞こえる。
途中、ミッドワイフが(あまりにも私がうるさかったからか^^;)、1度だけ「プププププー」という呼吸法で陣痛を乗り切るようアドバイスしてきたけど、もうそんな流暢なことはやってられない。
とてつもない痛み、そしていつまでこれが続くのか、先が見えない恐怖感と戦いながら、
「あぁ、もう出産なんてこりごりだー!」とか、
「ルーマニアで生んどけばよかった」(そこでは健康な女性も当たり前のように帝王切開で産むので)とか、そんな事を考えていた。
もうどーにも我慢できなくなってミッドワイフに麻酔をお願いしたら、
「もう麻酔をするのには遅いです。」
とあっさり言い放たれ絶望的に。
あー、なんでこんな国で産むハメになったんだろう!
そんな事いろいろ思いをめぐらしながら痛みと戦いながら、それにしてもこんな状態がいつまで続くの?
ミッドワイフはあまりかまってくれないし。
たまりかねて鉄っちに聞いてもらった。
ミッドワイフいわく、子宮口が10センチになったらいきみはじめます、とのこと。
おそらくこういう出産の流れも説明会のときにあったとは思うのだけど、いかんせちんぷんかんぷんなオランダ語だったので要点をおさえてなかったんだろうな。
で、そのためには一旦子宮口を測らなければならない。
でもその子宮口を測るときが死ぬほど痛い。
もし測ってみてまだ10センチ未満だったら損だしな、と悩んだあげく、ええいっとばかりに思い切って測ってもらうことにした。
すると
「10センチになってるわ!」とミッドワイフ。
このとき4時くらいだったと思う。
出産第2段階、横向きの体勢から仰向けの体勢になっていきみはじめる。
いきみはじめてから通常はどれくらいで生まれる?と聞いてみると
「1時間くらいかしらね」
えー!!1時間も!!!
でも実際、私の場合1時間どころではすまなかった。
続く
興味のある方だけどうぞ。
真夜中の2時、分娩室へ入ると陣痛を和らげるため、早速お風呂の準備をしてもらう。
お湯につかると気分的に少しはマシになるけど、でもやっぱり陣痛が襲ってくると湯船につかった仰向けの状態では本当にきつかった。
陣痛の合間、たぶん3分かそこら、あるいはもっと短かったと記憶しているけど、その間は睡魔に襲われる。
昨日からロクに寝ていないんだもの、眠くなってとーぜん。
でも気持ちよくうとうとしたところで突然陣痛の痛みでおこされる、まるで拷問のようなことが繰り返された。うとうと気が抜けはじめたときに襲われる陣痛は普通よりうんと痛い気がして、なるべく眠くならないようにがんばった。
1時間ほどするとミッドワイフから、そろそろお風呂から揚がりましょうかと言われフラフラになりながら分娩台へ移動。
子宮口を測るとついに7センチ!
7センチ、これが7センチ!!
私は早めに病院へ移動させてもらったけど、普通のオランダ人たちはこの時点で病院へ移動するのだ。
考えられない!
私なんてお風呂から分娩台のたったの10歩くらいでさえ死にそうにつらかったのに。
ただ単に私が弱っちーだけなのか、それともオランダ女性たちがとてつもなく頑丈にできているのか。
そこからは分娩台の上で陣痛と戦う。
もう陣痛と陣痛の合間はほとんどない、ずっと苦しみっぱなし。
あまりの痛さに思わす絶叫!!
叫びながら鉄っちの手を思いっきり握り締めることを何度繰り返したか・・。
後ろではミッドワイフとクラームゾルフのナースが、自分たちの出番はまだまだだから今のうちにくつろいでおきましょうとばかりにべちゃべちゃおしゃべりしているのが聞こえる。
途中、ミッドワイフが(あまりにも私がうるさかったからか^^;)、1度だけ「プププププー」という呼吸法で陣痛を乗り切るようアドバイスしてきたけど、もうそんな流暢なことはやってられない。
とてつもない痛み、そしていつまでこれが続くのか、先が見えない恐怖感と戦いながら、
「あぁ、もう出産なんてこりごりだー!」とか、
「ルーマニアで生んどけばよかった」(そこでは健康な女性も当たり前のように帝王切開で産むので)とか、そんな事を考えていた。
もうどーにも我慢できなくなってミッドワイフに麻酔をお願いしたら、
「もう麻酔をするのには遅いです。」
とあっさり言い放たれ絶望的に。
あー、なんでこんな国で産むハメになったんだろう!
そんな事いろいろ思いをめぐらしながら痛みと戦いながら、それにしてもこんな状態がいつまで続くの?
ミッドワイフはあまりかまってくれないし。
たまりかねて鉄っちに聞いてもらった。
ミッドワイフいわく、子宮口が10センチになったらいきみはじめます、とのこと。
おそらくこういう出産の流れも説明会のときにあったとは思うのだけど、いかんせちんぷんかんぷんなオランダ語だったので要点をおさえてなかったんだろうな。
で、そのためには一旦子宮口を測らなければならない。
でもその子宮口を測るときが死ぬほど痛い。
もし測ってみてまだ10センチ未満だったら損だしな、と悩んだあげく、ええいっとばかりに思い切って測ってもらうことにした。
すると
「10センチになってるわ!」とミッドワイフ。
このとき4時くらいだったと思う。
出産第2段階、横向きの体勢から仰向けの体勢になっていきみはじめる。
いきみはじめてから通常はどれくらいで生まれる?と聞いてみると
「1時間くらいかしらね」
えー!!1時間も!!!
でも実際、私の場合1時間どころではすまなかった。
続く
by ohanabatake2010
| 2011-12-16 11:48
| マタニティ・出産