人気ブログランキング |

Author. ひまわり 娘の成長やお出かけの記録、そしてペットの事など日々の些細な事を書いています。

by ひまわり

「語りかけ育児」 ーサリー・ウォード著ー

e0344492_05215157.jpg
0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児
(2001/06/26)
サリー ウォード、Sally Ward 他

商品詳細を見る

この本は「1日30分子供に話しかける」という事を中心に、生後1年までの3ヶ月ごと、その後1-2歳までは4ヶ月ごと、2-3歳までは半年ごと、3-4歳までの1年間・・、という章で構成されています。
話しかけることの大切さをはじめ、それぞれの年齢に応じた子供への接し方、話しかけ方、子供のことばや行動の発達の仕方に関する知識や、一緒に遊ぶ手作りおもちゃの紹介までされてあって、なかなか良さそうな本です。

私はまだ0歳から満3ヶ月までの章しか読んでないのですが、早くも私が一番知りたかったことが書いてありました。



それは「マルチリンガル育児について」。
ほんのちょろっとしか書かれてないのですが、かなり参考になりました。

出産もまだ無事に終えてないというのに、すでに私の心配事といえばわが子の言語に関すること。
だって言葉の才能を開花させるには3歳までが勝負だなんて聞いたことがあるし。

本の中では、お父さんがフランス人、お母さんがギリシア人でともにロンドンに住んでいる、という例をあげていて、3ヶ国語を赤ちゃんにどう教えていくか、というものでした。
こういった場合、英語はあとから周りの環境から自然に覚えるので何の問題もなく、問題は両親それぞれの母国語なのですが、両親がそれぞれこの本の語りかけ育児の方法で、それぞれの母国語で赤ちゃんに話しかければ赤ちゃんは自然と両方覚えるようになる、との事です。
その際、決して他の言語を混ぜたりせず、あくまでも徹底的に母国語で話しかける必要があるそうです。

ただうちの場合はもう少し複雑。
鉄っちがルーマニア語、私が日本語、夫婦の会話は英語、周りの環境はオランダ語、と対象言語が4ヶ国語になってしまいます。
どうなるんだ?こういう場合は!


国際結婚して海外に住んでいる子供の言語に関する話をあちこちで聞いていると、小さいころは両親の言葉を操れたとしても、成長するにつれ学校に行くようになると親と過ごす時間が減っていき、当然、周りの環境の言葉と接する時間のほうが多くなり、両親の母国語を忘れていってしまうのだとか。
そうであれば、うちの娘がゆくゆく一番得意とする言語はオランダ語になるはず。
娘が周りの環境になじんでくれる事が本人のためにも一番大切な事なので、それは全然かまわないし、そうであるべきだと私も思います。
が!問題は私たち夫婦がオランダ語を話せないって事。
そうなると、このままだとゆくゆく娘と意志疎通が出来なくなる!?という危機感。
こんな本なんか読んでる場合ではなく、今のうちから私たち親が本気でオランダ語の習得に励まないといけないのでは!?
と、育児本なんか読む前に自分たちを教育しなければ! という結論に至りました(笑)

冗談抜きにして、私も鉄っちもそれぞれのルートでオランダ語の学校へいく予定となっております。
私のほうは出産を控えているので、いつから開始かまだはっきり決まってないのですが。


で、肝心のマルチリンガル教育の件ですが、差し当たりこの本を信じてこの本の通りにやってみるつもりではいますけど、先ほども述べたとおり、娘が学校へ行くようになってからもルーマニア語と日本語を話せるままでいられるかはちょっと疑問です。
特に日本語は他の3つの言語と大きく違ってアルファベットじゃないし、文法の構造も大きく異なるし。
遠いからちょくちょく日本へ行って覚えた日本語忘れないようにさせる、なんて事も簡単にはできないし。
その点、ルーマニア語のほうがまだ救いがありそうかな。
義理母がもうすぐ定年退職するらしいから、そしたらちょくちょくこっちに来て家でルーマニア語を振りまいていきそうな気がするから。
ルーマニア語もまた文法が非常にややこしくてやっかいな言語で、しかもマイナー言語だし、こんな言葉を話せたからってどうなの?・・て思ってしまいがちだけど、ルーマニア語が話せると、スペイン語、イタリア語、フランス語がある程度わかるようになるらしいから侮れない。

まぁどうなるかわからないけど、言葉の才能や外国語をどれだけ話せるかだけが全てではないのでそうカリカリせず、とはいえ自分はそういった才能に乏しくて苦労してきた事もあったので、今はまだお腹の中にいる娘がこの世界にやってきたら、親として出来るだけの事はしてあげたいなーと思ってます。


で、この本の事に戻りますが、著者はイギリスのサリー・ウォードという言語治療士の方。
それゆえにことばの教育に関する記述には説得力があります。
子供の成長に合わせて少しづつ読んでいけるし、私てきにはかなりの良本ではないかと思ってます。
by ohanabatake2010 | 2011-07-25 17:00 | マタニティ・出産 | Comments(0)