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Author. ひまわり 娘の成長やお出かけの記録、そしてペットの事など日々の些細な事を書いています。

by ひまわり

Dodenherdenking

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5月4日はDodenherdenking(戦没者記念日)




兵士たちはじめ、第2次世界大戦で亡くなった方たちを想う日。

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オランダではどの街にも兵士のメモリアル像があって、この日はみなここに集まり午後8時きっかりに2分間の黙祷をささげたあと、銅像のまわりに皆で一本づつお花を活けるセレモニーが行われる。




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そして市長の演説のあと、街の吹奏楽の演奏にあわせて皆でメモリアルソングを歌う。




去年は私も引っ越す前の土地で、あの吹奏楽に混じって演奏していたなぁ、と懐かしく感じた。
引越し先でも続けるつもりだったので、本来なら私もあの中に混じって・・・なんて事も考えたり。
事情があって今は中断せざるを得ないけれど、またそのタイミングがやってきたときはぜひ再開したい。
いつになるかわからないけど。

そういえば去年は今年よりもちょっと肌寒くて冷たい風が吹いていて、でも正式な式典なのでユニフォームの上からコートを羽織るわけにもいかず、ぶるぶる震えながら演奏してたっけ。
あれから丸1年、ほんと早いっ!!

オランダ人たちの中に、当時敵国だった日本人の私が一人ぽつんと混じって演奏している、そんな光景をみて鉄っちは何やら感動してしまったそうで、一人で涙が出そうになるのをこらえていた、なんて事をあとで聞かされたっけ。(おおげさなー苦笑) 

でもまぁ確かにそういう事はちょっと難しいかな、という国もある。
欧州の人たちはたいてい戦争を過ぎ去った歴史上の過去の過ちとしてとらえることができ、国籍関係なく今そこにいる人たちに罪は全くない、とすることができる人たちであるけれど、今だにそうでない国の人たちもいるから。

そんな事を考えながら、今私がここにいられるという事そのものが平和の象徴、平和に感謝しなくっちゃ。



この式典へ参加するのは決して強制ではないけれど、けっこう沢山の人が集まっているのには関心する。
子供たちも両親と一緒に参加してたり。
そうやって過去犠牲になってくれた人たちがいるからこそ今自分たちがこうしていられるって事を、戦争を全く知らない子供が知るという事は大事なことだよね。
日本にはこういった式典はないの?と聞かれたけれど・・・・、おぼん?? ちょっと違うなぁ。


そういえばついこの間、ビンラディンがついに処刑されて、オバマさんが「正義は果たされた」というスピーチを行っていたっけ。
まぁそれはともかく、街頭でまるでフットボールの試合にでも勝ったかのような騒ぎっぷりをしている人たちをテレビでみたけど、あれはどうなの・・・?ちょっと違うような。

犠牲者の遺族の視点にたたなくては。


~☆

今日、5月5日といえば日本は子供の日だけれど、オランダはドイツ軍占領から開放されたことを祝うBevrijdingsdag=開放記念日です。

お店、開いてるかなぁ・・。
by ohanabatake2010 | 2011-05-05 08:48 | 日記