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Author. ひまわり 娘の成長やお出かけの記録、そしてペットの事など日々の些細な事を書いています。

by ひまわり

Murakami

本好きな彼女に貸した「Kafka on the Shore」が戻ってきた。
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ずっと、「日本の本も読んでみたいの。お勧めがあったら教えてね」
と言われていたのだけど、英語に翻訳されているものは村上春樹しか思い浮かばない。
家にちょうど、鉄っちにプレゼントした「海辺のカフカ」のペーバーバックがあったので、
これは好き嫌いがはっきり分かれるからどうかなぁ・・・
なんて思いながらもとりあえず貸してみた。

そしてカリンは500ページほどもあるその分厚い本をあっという間に読んでしまった。
「私も英語の本を読むときは時間がかかるのよ」
なんていってたわりには・・。

「これ、とっても不思議な本ね、登場人物がいったい何ものなのか全く明らかにされてないし、なんかよくわからないだけど・・・でもなぜか読みだしたら止まらなくなってしまったわ」






春樹ワールドへようこそ。


そうそうこれなのだ。
なんかモヤモヤとよくわからないんだけど、それでも読み出すととまらなくなる。
彼の作品のこういう受け止め方は全国共通だったのか。
文化や習慣の違う人々が、考えてみたら不思議なんだけど・・・。
そういう才能あってこそ、インタナショナルベストセラー作家になれるのね。


「それで今度あたらしく出た彼の作品も読みたいと思ってこのあいだ本屋に行ったけど見あたらなかったわ~。」
というカリン。
オランダではついこの間、「1Q84」のオランダ語翻訳版が出て、新聞の本のコーナーでも大きく紹介されていたらしい。


というわけでオランダでも話題になっている村上春樹、つくづくすごい。
私もこの「1Q84」が読みたい。
ハードカバーだと重くて送料が高くつきそうなので文庫本になるのを待っているのだけど、あと数年先になっちゃいそうだからどうしよう。
「オランダ語で読めばいいじゃない!」
と笑いながら言うカリン。
そんな、英語でも難しそうなのにオランダ語でだなんてとんでもない!



家に「ノルウェーの森」と「神の子供たちはみな踊る」のペーパーバッグもあったので、今度はそれをカリンに貸してきた。私は日本語で読んだけど、鉄っちにも読んでもらおうと思って英語版も買ったのだ。
1年以上も前に。
でも鉄っちはまだ読んでいない
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この2冊は海辺のカフカよりは読みやすいと思う、と言ったら、
「それは良かった、でも彼の難解さにももう慣れたけどね」
という返事が帰ってきた。

この方は本当に読書というものをきわめているのだなーと感心した。



本との出会いって人との出会いでもあると聞いたことがある。
こうして、彼女が私を通じて日本人作家を知ってもらえることをとてもうれしく思う。
そして、彼女の日本人作家への興味も大変ありがたく思う。


またあの素敵なお庭のベンチに腰掛けて読書を楽しむ姿が目に浮かぶ。
by ohanabatake2010 | 2010-07-08 23:59 | 日記 | Comments(0)